独立開業したいんですけど何をすればいいですか?
開業手続きって面倒くさそう・・・
あと、なんなら1時間で手続き終わります!
開業の仕方についても、ちょいちょい相談を受けることはあります。
難しいんじゃないか?自分でやると手続き漏れがでるんじゃないか?
みたいな悩みを皆さん持っているようですね。
でも大丈夫!開業手続き超簡単です。
まずはやるべきことから見ていきましょう。
開業で全員必須の2つの書類
開業する際に全員が提出すべき書類は2つあります。
- 開業届
- 青色申告承認申請書
一つずつみていきましょう。
①開業届
開業届とは、正式には「個人事業の開業・廃業等届書」と言い、事業の開始のほか、事務所・事業所の新設や増設、移転や事業の廃止を行った際に、税務署へ提出する書類です。
こういうやつ👇
(引用元:個人事業の開業・廃業等届出書(提出用・控用)|国税庁)
書くこと多いように見えますが、中身は単純です。
正式版を印刷したい方はコチラをどうぞ。
(※印刷しないで電子で提出する方法は後述します)
②青色申告承認申請書
青色申告をするために必要な「所得税の青色申告承認申請書」を、所轄の税務署に提出しておく必要があります。
※事業開始日から2ヶ月以内、もしくは1月1日から3月15日までに提出が必要です。
上記の期限を過ぎると青色申告が翌年からしか受けられなくなってしまいます。
書類そのものは決して難しいものではなく、名前や個人事業として行う業種などを項目に従って記入するだけです。
(引用元:所得税の青色申告承認申請書|国税庁)
正式版を印刷したい方はコチラをどうぞ。
(※これまた印刷しないで電子で提出する方法は後述します)
当てはまったら届け出る3つのこと
続いて、対象者だけ提出したい3つの書類があります。
- 給与支払事務所等の開設・移転・廃止届出書
- 源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書
- 青色事業専従者給与に関する届出・変更届出書
ちなみに対象者は基本「給与を払う予定のある人」です。
それぞれ見ていきましょう!
給与支払事務所等の開設・移転・廃止届出書
家族や従業員に給与を支払う予定がある人は「給与支払事務所等の開設・移転・廃止届出書」を提出しましょう!
対象者:家族や従業員に給与を支払う予定がある人
提出期限:開設、移転又は廃止の事実があった日から1か月以内
これは文字通り家族や従業員に給与を支払うための申請書です。
(引用元:給与支払事務所等の開設・移転・廃止届出書|国税庁)
こちらは開業にポチっとチェックして名前や従業員人数を書くだけの簡単な書類です。
正式版を印刷したい方はコチラをどうぞ。
(※これまた印刷しないで電子で提出する方法は後述します)
源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書
こちらも従業員等に給与を支払う予定がある人は提出したい書類です!
対象者:家族に給与を支払う予定のある人
提出期限:定めがない!給与を支払いが開始する前月までの提出がオススメ
提出すると原則毎月支払う源泉所得税を年2回にまとめて納付へ簡略化することができます。毎月支払うのは手間ですので、ぜひ提出しましょうね。
(引用元:源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書|国税庁)
正式版を印刷したい方はコチラをどうぞ。
(※これまた印刷しないで電子で提出する方法は後述します)
青色事業専従者給与に関する届出・変更届出書
家族に給与を支払う予定のある人は提出しましょう!
対象者:家族に給与を支払う予定のある人
提出期限:事業開始日から2ヶ月以内、もしくは1月1日から3月15日まで
これを提出することで、青色申告をする場合に家族に支払う給与を経費にできます。
また提出期限を過ぎると、経費にできるのは翌年以降になるので注意してください!
青色申告をして家族に給与を支払う場合は必ず提出しましょう。
(引用元:青色事業専従者給与に関する届出・変更届出書|国税庁)
正式版を印刷したい方はコチラをどうぞ。
開業時に必要な資料は一気に提出が楽!
以上、開業時に必要な資料でした。
5つでてきましたが、どれも内容自体は大したことないんです。
記入項目もそんなに多くないので、思ったよりすぐ終わります!
どれも税務署に置いてあるので、行ってその場で書いてまとめて提出しちゃえば、今後の事業に憂いがありませんし、事務的にも作業が楽になるのでお得です!
ですが・・・
実は税務署にすら行かないで簡単に全部の手続きを終わらせる方法があります!
超時短!
freee開業なら、税務署に行かずに開業届をかんたんに作成
そこでおすすめなのが「freee開業」です。
「freee開業」ならステップに沿って簡単な質問に答えていくだけで、必要な届出をすぐに完成することができます。
freee開業で作成可能な5つの届出
1.個人事業の開業・廃業等届出書
2. 所得税の青色申告承認申請書
3. 給与支払事務所等の開設・移転・廃止届出書
4. 源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書
5. 青色事業専従者給与に関する届出・変更届出書
要は、紹介した全部の届出書を提出できるんです!
freee開業の使い方を徹底解説
Step1:準備編
準備編では事業の基本情報を入力します。迷いやすい職業欄も多彩な選択肢のなかから選ぶだけ。
(引用元:開業freee© 2012-2021 freee K.K.)
事業の開始年月日、想定月収、仕事をする場所を記入します。
想定月収を記入すると青色申告、白色申告のどちらが、いくらお得かも自動で計算されます。
Step2:作成編
次に、作成編です。
(引用元:開業freee© 2012-2021 freee K.K.)
申請者の情報を入力します。
名前、住所、電話番号、生年月日を記入しましょう。
(引用元:開業freee© 2012-2021 freee K.K.)
給与を支払う人がいる場合は、上記のように入力をします。
今回は準備編で「家族」を選択しましたので、妻を例に記入を行いました。
(引用元:開業freee© 2012-2021 freee K.K.)
さらに、見込み納税金額のシミュレーションも可能。
※なお、売上の3割を経費とした場合の見込み額を表示しています。経費額やその他の控除によって実際の納税額は変化します。
今回は、青色申告65万円控除が一番おすすめの結果となりました。
Step3:提出編(書面で税務署へ)
最後のステップでは、開業に必要な書類をすべてプリントアウトし、税務署に提出します。
(引用元:開業freee© 2012-2021 freee K.K.)
入力した住所をもとに、提出候補の地区がプルダウンで出てきます。地区を選ぶと、提出先の税務署が表示されますので、そちらに開業届けを提出しましょう。
届け出に関する説明とそれぞれの控えを含め、11枚のPDFが出来上がりました。印刷し、必要箇所に押印とマイナンバー(個人番号)の記載をしましょう。
郵送で提出したい方のために、宛先も1ページ目に記載されています。切り取って封筒に貼りつければ完了です。
※さらにマイナンバーカードをお持ちであればスマホからも提出が可能です👇
Step3-2:提出編(電子申告でスマホで提出)
freeeの『freee電子申告アプリ』を使えば、スマホで申請ができます!
これで、完全に家から一歩も出ないで、開業手続きが完結します。
記事が長くなっちゃうので、電子申告については別記事で説明します👇
税務署に行かずとも家で手続きが完結!漏れなく正確!しかも無料!
お得の3段重ねみたいなツールなので、是非試してみてください!
簡単ラクに開業届を終わらせて、サクッと開業しちゃいましょう!
その先に、厳しくも楽しい人生が待ってますからね!
個人的には【会計ソフトfreee(フリー)の方もオススメしたのですが、くどいと思うので今日はこの辺で!
それではまた!
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